頭にゲンキ!な コラム

脳の老化は20歳から始まっているってホント!?

年をとればとるほど、「何だったっけ??」が増えてくるものですが、脳の老化はいつ頃始まるのでしょうか。

正解はなんと20歳なのです!

驚きですね。老化というと50歳くらいからを想像しますが、脳の老化は実は20歳から始まっているというのです。

脳の老化は、脳の前頭前野という部分から始まり、年とともにその働きが衰えていきます。

前頭前野は脳の司令塔とも呼ばれ、ものを覚えたり、やる気を出したり、人の気持ちを察したり、2つ以上のことを同時にしたり、想像力や決断力、集中力、やってはいけないことをセーブする理性など、人間らしく生きるために必要な働きをしています。

そのため、前頭前野が衰えると好奇心がなくなってくる、新しいことをしなくなる、新しいことが覚えにくくなる、決断力が遅くなる、その一方でこだわったり頑固になったりしてきます。

また、前頭前野が衰えるとワーキングメモリの働きも低下します。ワーキングメモリとは何かの作業を行うため一時的に記憶を脳に蓄え、それを使って作業する機能です。

このワーキングメモリの機能が低下すると、いわゆる物忘れが起きやすくなります。たとえば、2階に用事があって挙がったものの、何をしに2階へ上がったかを忘れてしまう、人の名前が思い出せないなど、分かっているのに引き出せなくなるのです。また、鍋を火にかけているときに電話があっておしゃべりをしていたら、火にかけた鍋のことを忘れてしまうなど、作業が重なると最初の作業を忘れてしまったりします。

脳の老化による症状は様々ですが、体力と同じで低下は待ったなしです。前頭前野を鍛えましょう!

◎参考文献
『大人のそろばん塾』トモエ算盤株式会社 (監修)、2013年。